私の周囲では、男性に比べて女性の方がむくみに悩んでいる人が多いようです。もちろん筆頭は私ですが・・・。むくみが起きるメカニズムはご説明しましたね。からだの新陳代謝の悪化にともない、リンパの働きが悪くなることによりむくみが発生します。
多くの女性たちが頭をかかえる“冷え性”も、この血液循環が悪くなることにより起こる症状なのです。よって、冷え性の人はむくみやすく、むくみを頻繁に感じる人は冷え性である可能性が高いと言えますね。
■むくみと女性ホルモン
冷え性は女性ホルモンとも密接な結びつきを持っています。女性ホルモンの分泌バランスが乱れやすくなる時期は、自律神経のはたらきもアンバランスになり、冷え性を発症しやすくなっているのです。更年期時にからだの冷えやむくみを感じる女性が多いのも、このような理由からと言えます。ホルモンのバランスが不安定となる生理前にも、むくみが目立つことがあるでしょう。
女性の人生において大きな節目となる妊娠中も、むくみの症状があらわれやすい時期です。特に妊娠中期を過ぎた頃から、むくみを感じる妊婦さんが多くなっています。
大きくなるお腹の重みで足の付け根が圧を受けて、脚部へと流れている血液のめぐりが悪化することにより発生するむくみです。夜眠って、翌朝治っていればそれほど心配する必要はありません。
むくみ以外にも、血圧が高かったり尿タンパクの症状が見られる場合は、妊娠中毒症の可能性もありますので、早急に医師に相談してくださいね。
■ファッションもむくみに関係する
また、女性のファッションもむくみと関わりを持っています。
男性に比べて、女性は体のラインにそったぴったりとした衣服を身に着けることが多いと思いませんか? 足元もファッショナブルなハイヒール、細身の靴で決めている女性もたくさんいますね。
足のむくみの原因の1つに、足を締め付ける靴を履くことがあることはお話しました。靴と同じことは、洋服にも言えるのです。からだをぴったりと締め付ける衣服は、血液循環を悪化させる可能性が高くなるわけですから。
タイトなシルエットの洋服だけでなく、短い丈のスカートなどによるからだの露出もむくみを引き起こす理由となります。ノースリーブやミニスカート、最近はキャミソールも流行していますよね。
デザインも女性らしく男性に人気もありますので、私も“勝負服”としてちょっと露出したコーディネートをすることがあります(笑)。冬でもノースリーブのニットを着ている女の子たちをよく見かけますよね。冷房が効いている屋内で肌を露出すると、特にからだが冷えるものです。この薄着のファッションでからだを冷やしてしまうことが、女性に冷え性が起こりやすい原因の1つでしょう。
冷房がかかったオフィスでは、カーディガンやブランケットを用意することをおすすめします。アパレルショップの販売員である私は、仕事中はヒールの高い靴を履くことが多いです。特に秋から冬はブーツが似合う季節ですよね♪
ですので、足は疲れてもやっぱりブーツをはいて接客しています。店頭ではこのようにファッション重視の靴を履いていますが、休憩中はスリッパ(笑)、通勤にはスニーカーを履いて、足を休ませてあげるようにしています。